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2012年 06月 16日
伊勢原市の僕の作業場は、周りは田園地帯に囲まれ、静かな環境の中で仕事に集中することが出来ます。 その作業場の裏手には、大家さんの納屋があり、長年の風雨に晒され、随分とくたびれた様相を見せています。 …要するにボロいんですが…(笑)。 物置として使用されているその中には、必要なもの、恐らく不要なものとが、混然と同居しており、なかなかのカオスを演出しています。 門番のように入口を守っているかのような古びたボンベや… 崩れた天井に囲われた空や… 笑ってこっちを見ているヘンテコ生物的なシートの巻物… 砂丘のような模様にまで磨り減ったベニヤ板… そして、メインコンピューターのように鎮座している、ボイラー様(笑)。 モノがモノとしての機能を果たし終えた後、様々な自然的要因や時間の経過により、その形骸は磨り減り、朽ち果てて行きます。 しかしそれは、用途や役割という外套に隠された、純粋な剥き身のモノのカタチの美が表出してくる為の、ある種の脱皮のような気がしてならないのです。 …そういう目線で物事を眺めると、何とも寛容な物差しを持ってして、モノの美しさに気付いてあげられると思うのです。 『形骸崩レテ 真義現ス。』 …道端に落ちてるものとかに妙に反応してしまう今日この頃です。
by renhayama
| 2012-06-16 22:04
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